以下の文章は、北岡泰典のメルマガ「旧編 新・これが本物の NLP だ!」第 66 号 (2007.1.6 刊) からの抜粋引用です。

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今回は、昨年の暮に吉祥寺の「ニューロカフェ」で行われた「NLP ライブ ジャム セッション」の情報を中心にお伝えします。


1. 吉祥寺「ニューロカフェ」との共同開催の第一回 NLP ライブ ジャム セッション実施される!

吉祥寺の「ニューロカフェ」というカフェで、私は、業界&ジャンルでトップクラスになりたいと思っているクリエイター、経営判断をブラッシュアップしたい経営者、社内業績をトップクラスにもっていきたい営業マンなどを対象にした、「NLP ライブ ジャム セッション」を開催することになりましが、その第一回ジャム セッションは、12月26日(火)に成功裏に終了しました。

今回は IT 社長の角川英治氏を前に、私は、同氏のリアルタイムの会社関連の問題に対して「NLP コーチング」を行いました。

セッティングとしては、私の高校時代の「バイブル」的な映画である「モア」 (1969 年のミムジー ファーマー主演の映画で、これによって初めて地中海のイビザ島が「ヒッピー化」したサブカルチャー的には非常に重要な映画です。サントラはピンクフロイド) の映像が流れる中で行われました。

私の学院の生徒さんを中心に 20 名程度の参加者でした。師走の豪雨にもかかわらず駆けつけていただけた生徒さんには感謝します。

特に休憩を挟んだ後半部では、私が「最速」と見なしている技法を使った催眠セッションも行われ、今までどこでも私が実演したことのなかった「どのガッツフィーリングを信じるべきか」のテクニックも実際に角川氏に対して「伝授」されました。

参加者の方々の反応は「北岡先生は、(ハイレベルの) コンテンツのワークもできるのですね。この種のエグゼキュティブ コーチングは、100 人の前で行ってもおもしろいでしょうね」といったものでした。私は、普段「コンテンツ ワーク」をほとんどしないのは、コンテンツ ワークが「できない」からではなくて、「あえてしていない」ことが「クリエイティブ エグゼキュティブ市場」の環境下で充分証明できたのでは、と自負しています。

次回以降のジャム セッションの告知は、逐次以下のサイトで行われます。

http://www.neurocafe-nlp.com/

第一回ジャム セッションの詳細は、以下の通りでした。

日時:2006年12月26日(火)
    OPEN:20:15, START:20:30-22:30

セッションメンバー: IT社長(株式会社フブキ代表取締役角川英治)他

内容(予定):新しい事業についての判断としてNLPをどう使うか
        デザイナーの思考プロセスのモデリング
        営業スタッフのマニュアル作成
        スタッフの観察とモチベーションの探り方
参加費:¥3,000

ニューロ カフェのサイト: http://www.neuro-cafe.com/

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ところで、先号のメルマガで、私は、「私が 18 年前に、そして角川氏が 1 年前に体験したような『信じがたき自己変革』を他の人々にも引き起こせる方法論と自信をもって 2002 年に帰国し、2003 年 10 月には本メルマガ『これが本物の NLP だ! 』を立ち上げたわけですが、今まで、『信じがたき自己変革』が起こったという直接談を耳にしたことはあまりな」い、と述べましたが、これについては、誤解を生じさせたかもしれないので、ここで明確化させておきたい点があります。

すなわち、私は、この表現で、私のコースの参加者等で、「信じがたき自己変革」が起こった人はいない、と言っているわけではなく、そういう方々も多々いるとは思いますが、そのようなことを実際に私を前に明示的に伝えていただけた人の数は少ない、というだけのことです。


2. なぜ NLP が日本でブレークしないできているかのもう一つの理由

上記の項目で、「NLP ライブ ジャム セッション」の参加者の方々から、「北岡先生は、(ハイレベル) のコンテンツのワークもできるのですね。この種のエグゼキュティブ コーチングは、100 人の前で行ってもおもしろいでしょうね」といったフィードバックを受けた、と述べましたが、これに関連して興味深い発見をしましたので、ここにご報告します。

この発見は、本メルマガの第 65 号でも述べた、なぜ NLP が日本でブレークしないできているかについての考察 (同号の「2. 日本人は、西洋人と比べて『自分自身を見つめる』訓練ができていない?」の項目を参照してください) とも関連しています。

すなわち、上述したように、私は、資格コース等では、参加者の演習に関していつもほとんどコンテントには介入しない方針を取っていますが (この理由は、参加者に日本式の「3 + 4 = □」といった「レールに引かれた考え方」だけにとらわれてほしくなく、欧米式の「□ + □ = 7」といった「プロセスを自分で自由に考えるクリエイティブで責任をもった人」に成長してほしいからです。ちなみに、このような日本の戦後教育が現在のニート問題等を引き起こしていることには疑いはないと個人的に考えています)、このことは、私が、必要に応じて、コンテントにどっぷり浸かったワークをビジネス エグゼキュティブ等に対して行なえないことではないことを、今回証明したと思っています。

この中で、私は、なぜ NLP が日本でブレークしないできているかのもう一つの理由を発見しました。

それは、欧米 (特に、米国、英国、ドイツ等) では、伝統的に、かなり技能の高い NLP トレーナーが大企業 (および中小企業) のトップの経営人を相手に NLP ワークを行い、彼らがこれらの経営陣を説得させることに成功することで、企業のトップの人々が「トップダウン」で自分の会社の (場合によってはすべてのスタッフの) 社内トレーニングに NLP を取り入れるように命令・指示をしたので、裾野が広がり、数多くの NLP トレーナーの需要がピラミッド式に増えていった、という図式です。

日本では、以上のことは、さまざまな理由により、国内に導入されて以来約 15 ~ 20 年間の間起こってきていないことは明らかです。(そもそも、大企業のトップ エグゼキュティブの人々が大挙して NLP コースやワークショップに参加する、といったこと自体、少なくとも私はあまり耳にしません。)

私が思うに、日本の企業向け NLP に関して起こってきていることは、主に、NLP ワーク開催者が各企業の社内教育担当者に NLP とは何かに関してのプリゼンテーションを行うことだと理解していますが、仮にその担当者がゲシュタルト療法のような西洋心理療法のセッションを今まで経験したことがない場合は、前号のメルマガでも示唆したように、これらの心理療法の演習の形式を基に構成されている NLP 演習に参加しても、「演習のやり方」に戸惑って、NLP を評価できないまま、NLP の社内教育への導入を躊躇してきている、といったことが頻繁に起こってきているのではないかとも思われます。

私自身は、この「閉塞した状況」 (すなわち、まだ内部での「決まった大きさのパイの食べあい」が起こっていて、外 (特に企業界) に対しての NLP 市場拡張が起こっていない NLP 業界の状況) を打破するためにも、吉祥寺のニューロカフェでの NLP ライブ ジャム セッションを開催し続けることを始めとして、エグゼキュティブ市場開拓を遂行していきたいと思っています。


3. 北岡式英語学習法本出版情報

本メルマガでも何度かお伝えしていますが、私の「NLP を使った北岡式英語学習法」の本がもうすぐ出版される予定です。 最終稿は担当編集者に年明けに送られました。

内容的には、ほとんど私の授業中に私が今までにしゃべっていることと重なりますが、このようにまとまった形で北岡式英語学習法が市場に紹介されることで、私の「NLP と英語」の世界の全貌が詳らかにされることは非常に喜ばしいことです。

私は、この本を「明治維新以来 140 年間続いた日本人の間違った英語学習法を革命的に変える本」と位置づけています。このことが英語学習市場でも証明されて、数の多くの日本人が「真の 21 世紀の国際人」になられることを心から祈っています。

現在のところ、予定されているタイトルは「NLP で英語がどんどんうまくなる」で、予定サブタイトルは「10 秒で外国人をうならせる英語力が身につく本」です。

出版社はダイヤモンド社で、予定出版日は 2 月中旬もしくは 3 月初旬です。

作成 2022/1/19