以下の文章は、北岡泰典のメルマガ「旧編 新・これが本物の NLP だ!」第 150 号 (2010.6.21 刊) からの抜粋引用です。

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今回は、「技能ブラッシュアップと独立を求める皆様へ の北岡メッセージ、その二」、「北岡 NLP 用語解説、その二」のトピックがカバーされています。

1) 技能ブラッシュアップと独立を求める皆様への北岡メッセージ、その二

(本メッセージは、以下のページに追加アップロードされた内容の引用です。

http://www.kitaokataiten.com/brushup

本ページでは、北岡の講義風景のビデオ クリップを閲覧することもできます。)

北岡泰典は、北岡コース参加者および他 NLP 団体資格コース修了者、さらには、コーチ、カウンセラー、セラピスト、コンサルタント、トレーナー、プリゼンターを含む「士業」の人々向けの「技能ブラッシュアップ」ワークショップを企画してきています。

北岡は、現在、 NLP 業界の外に出て、「パイ」そのものを大きくして、業界にいるトレーナーの方々にもビジネスをもたらすことができるようにしようとしています。

これまでは、北岡自身の団体の制約を受けてきていましたが、今後は、NLP 業界全体に対する「メタ トレーナー」としてのサービスを提供していきたいと考えています。

言い換えれば、これまでは、北岡は、2002 年、滞在先の英国から帰国して以来、一貫して、主に NLP 資格コースの講義を開講してきていました。NLP 資格コースでは、北岡は、プラクティショナーとマスター プラクティショナーの各コースで約 40 個 (計約 80 個) の NLP 演習を教えてきていました。ただ、資格コースの性質上、コース参加者には NLP の全体像を学んでいたくことが最重要の目的となっていましたので、各演習に関しての技能教授のし方は、(誤解を恐れずに言うと) 広く浅く、「通り一遍的」だったことは否めませんでした。

(実は、この点に関しては、北岡は、自身が英国で 7 年間に渡って毎日 10 個のテクニックを自己適用し続けたように、北岡のコース参加者にも一定期間の継続的自己適用をすることを勧めてきていましたし、そうすることを望んできて いました。このことで、どんな NLP テクニックもどのような状況に対しても落とし込めることが実感できたはずですが、実際上、このような自己適用をするほどまで NLP にコミットされた方がたくさんいらっしゃったかどうかは、不明です。)

今回、北岡は、NLP 資格コースの枠組みを外れ、「NLP 業界全体に対する『メタ トレーナー』としてのサービス」を提供していこうとしていますので、今後は、主に「NLP 既学習者」に対する「技能ブラッシュアップ」ワークとして、おそらく国内外の誰も達成できていないであろう、各 NLP 演習・各 NLP モデルに関する、さらに深い考察と、さらに徹底的な落とし込みと、さらに広範囲なエリアへの適用、に関する徹底的に実践的なワークショップを開催していき たいと思っています。

さらに言うと、北岡は、本来 NLP を教える際は「コンテント フリー (内容とは無関係)」の方法論として教えるべきであるというスタンスから、過去の資格コースではクライアントからほとんど何の詳細も聞かない形の NLP ワークを行ってきていました。

この「コンテントフリーのワーク」については、本来の NLP のすごさであると同時に、NLP 以前の方法論である、問題の詳細志向の催眠ワークやセラピー ワークに「慣れていない」日本人の方々には、もう一つ、どのように NLP 演習を具体的な問題に落とし込んでいいかわからない、という印象をもった場合が多々あったことも否めないと思います。

今回、北岡は、資格コースの枠組みから自由になるので、その意味では、今後の「技能ブラッシュアップ」ワークでは、もちろん、国内 の方々には非常に新鮮な「コンテントフリー」ワークを紹介すると同時に、場合によっては実際のデモ演習時のクライアントの必要性等に応じて、コンテント志 向のワークもできるだけ頻繁にお見せしていきたいと思っています。

このような「両刀使い」的なワークを通じて、国内のクライアントの詳細志向のニーズを満たすと同時に、NLP の奇跡性の一つである「コンテントフリー」のすばらしさをワーク参加者の方々に直に体験していただけるものと考えています。

「技能ブラッシュアップ」ワークとしては、たとえば、以下のエリアに関する、各トピックに特化した 1 日間もしくは 2 日間程度のワークショップを開催することが可能です。

* アンカーリング
* リフレーミング
* サブモダリティ
* 心身論理レベル
* BATNA (「よりよい交渉同意の代替手段」と呼ばれる交渉術)
* 意識と無意識のラポールの取り方
* 「リーダーシップ力・カリスマ力・大いなる勘違い」の三大要素獲得術
* 右脳的体験の左脳的な論理的表現への落としこみ方 (および左脳的理解の右脳的経験への落とし込み方)

北岡は、今後、随時、北岡の資格コースおよび他団体資格コース修了者を含む NLP 学習者向けに、以上のトピックの「技能ブラッシュアップ」ワークショップの開催告知をしていくつもりでいますが、「手始め」として、8 月末に河口湖で「無意識活性化/技能ブラッシュアップ」 夏季合宿ワークショップを開催いたします。この合宿ワークショップに興味のある方は、以下のサイトにアクセスしてください。

http://www.kitaokataiten.com/residential/

なお、最近の北岡のプラクティショナー コース モジュールで、上記のトピックに関しての北岡の説明がなされましたので、一部ビデオ クリップを二つ作成してみました。

北岡の「技能ブラッシュアップ」ワークに興味がある方は、ぜひ以下のページにあるビデオを閲覧してみてください。

http://www.kitaokataiten.com/brushup/


2) 北岡 NLP 用語解説、その二

本メルマガの先号から「北岡 NLP 用語解説」を連載し始めています。

今号では、本メルマガの初期の号に関する用語解説を試みてみたいと思います。

なお、以下のページに「北岡 NLP 用語解説集」を解説することにしました。今後継続的に更新する予定ですが、参照していただけたら幸甚です。

https://www.office-kitaoka.co.jp/office-kitaoka/kitaokataiten/new_glossary/

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英国 NLP 協会
  「Association of NLP in Britain」。この団体は、1980 年代に設立された、英国国内の実質的にすべての NLP 団体を傘下に置く、「超党派的組織」です。国際的に見て、このような全国規模の「冠団体」があるのは、英国とドイツくらいのように思えます。
  北岡は、日本にも、このような「NLP 冠団体」があってもおかしくないと思ってきています。幸い、北岡のコース参加者を中心に、9 月に一日イベントの「NLP フェスタ」が企画されています。北岡が主催者に加わっていないこのイベントがそのような超党派的団体に発展していくことを願っています。

NLP 四天王
  NLP は、70 年代初期に、カリフォルニア大学サンタ クルーズ校 (UCSC) でジョン・グリンダーとリチャード・バンドラーによって共同創始されました。これら二人の NLP 共同創始者と、ロバート・ディルツとジュディス・ディロージャの二人の NLP 共同開発者の 4 人は、通常、「NLP 四天王」と呼ばれています。

ジョン・グリンダー
  NLP は、70 年代初期に、カリフォルニア大学サンタ クルーズ校 (UCSC) でジョン・グリンダーとリチャード・バンドラーによって共同創始されました。これら二人の NLP 共同創始者と、ロバート・ディルツとジュディス・ディロージャの二人の NLP 共同開発者の 4 人は、通常、「NLP 四天王」と呼ばれています。
  ジョン・グリンダーは変形生成文法の言語学者で、NLP の理論的な開発に大いに貢献しました。グリンダーとジュディス・ディロージャが 80 年代の終わりに「個人的な天才のための必要条件」と名づけられた一連の共同ワークショップを開講したとき、彼のこの方向性は特に明白になりました。
  最近のグリンダーは、トレーニング パートナーのカルメン ボスティックとともに、「NEW CODE NLP」ワークを提供してきています。

リチャード・バンドラー
  NLP は、70 年代初期に、カリフォルニア大学サンタ クルーズ校 (UCSC) でジョン・グリンダーとリチャード・バンドラーによって共同創始されました。これら二人の NLP 共同創始者と、ロバート・ディルツとジュディス・ディロージャの二人の NLP 共同開発者の 4 人は、通常、「NLP 四天王」と呼ばれています。
  バンドラーは当時、ゲシュタルト療法に深く関与していて、ゲシュタルトの創始者、フリッツ・パールズをモデル化しました。NLP は、グリンダーとバンドラーが、1975 年にその最初の書である「魔法の構造、第 1 巻」を出版したとき誕生しました。この書で、二人は、パールズ、エリクソン、家族療法の権威のバージニア・サティールのような療法の魔法使いの偉大なパ フォーマンスレベルを達成することができる、一式の明示的なツールを紹介しました。

ロバート・ディルツ
  NLP 共同開発者のロバート・ディルツとジュディス・ディロージャは、現在、カリフォルニア州サンタ クルーズ市で NLPU (NLP ユニバーシティ) を主催しています。これら二人の NLP 共同開発者と、グリンダーおよびバンドラーの二人の NLP 共同創始者の 4 人は、通常、「NLP 四天王」と呼ばれています。
  NLPU では、全世界の NLP 実践者に対して最高レベルの NLP セミナーを開講しています。NLPU は、NLP 開発を含む NLP 資格認定プログラムを提供する主要団体です。NLPU は NLP の分野での最新の開発、応用、および創造的活動が最も活発な場所になっています。
  ディルツは、ジョン・グリンダーとリチャード・バンドラーが 1975 年 に NLP を創始して以来、NLP 共同開発者、著者、トレーナー、コンサルタントです。

ジュディス・ディロージャ
  NLP 共同開発者のロバート・ディルツとジュディス・ディロージャは、現在、カリフォルニア州サンタ クルーズ市で NLPU (NLP ユニバーシティ) を主催しています。これら二人の NLP 共同開発者と、グリンダーおよびバンドラーの二人の NLP 共同創始者の 4 人は、通常、「NLP 四天王」と呼ばれています。
  NLPU では、全世界の NLP 実践者に対して最高レベルの NLP セミナーを開講しています。NLPU は、NLP 開発を含む NLP 資格認定プログラムを提供する主要団体です。NLPU は NLP の分野での最新の開発、応用、および創造的活動が最も活発な場所になっています。
  ディロージャは 1975 年以来NLPのトレーナー、共同開発者、考案者です。グリンダーおよびバンドラーに当初師事した学生グループの一員だったディロージャは、多くの NLP モデルとプロセスの開発に大きく貢献しました。

NLP の父
  NLP は、催眠療法の世界最高権威のミルトン H エリクソンと、「知の巨人」の、文化人類学者・認識論者のグレゴリー ベイツンの二人から多大な影響を受けて、誕生しました。
  エリクソンとベイツンは、一般的に、「NLP の父」と形容されています。

ミルトン H エリクソン
  NLP は、催眠療法の世界最高権威のミルトン H エリクソンと、文化人類学者・認識論者の「知の巨人」、グレゴリー ベイツン (通常国内で表記されている「ベイトソン」は不適切です) の二人から多大な影響を受けて、誕生しました。エリクソンとベイツンは、一般的に、「NLP の父」と形容されています。
  エリクソン (1902 年~1980 年) は、一般的に最も重要な催眠療法家だと考えられています。彼は、米国アリゾナ州フェニックスで開業する精神科医/催眠療法家でした。
  エリクソンは、NLP の共同創始者のジョン・グリンダーとリチャード・バンドラーに多大な影響を与えました。実のところ、彼らにエリクソンを訪ずれるように助言したのは、グリ ンダーとバンドラーの師であったグレゴリー・ベイツンでした。エリクソンをモデル化した後に、二人は、1975 年にその最初の NLP 書である『魔法の構造、第 1 巻』を出版しました。

グレゴリー ベイツン
  NLP は、催眠療法の世界最高権威のミルトン H エリクソンと、文化人類学者・認識論者の「知の巨人」、グレゴリー ベイツン (通常国内で表記されている「ベイトソン」は不適切です) の二人から多大な影響を受けて、誕生しました。エリクソンとベイツンは、一般的に、「NLP の父」と形容されています。
  ベイツン (1904年~1980 年) は、ニュー ギニアとバリ島で人間のコミュニケーション パターンを研究した英国生まれの文化人類学者で、晩年に米国カリフォルニア州パロ アルトの「メンタル リサーチ インスティチュート」 (精神研究所) で精神医学の研究に従事しました。ベイツンによって指導された「パロ アルト グループ」は、50 年代に統合失調症の理論の形成を貢献しました。
  通常、国内では、「NLP の父」としてエリクソンが紹介される場合が頻繁にありますが、ベイツンについて語られる機会は極めて少ないようです。これは、ベイツンの著書が認識論的に複雑な文章に満ちていることに起因していると思われます。

精神分析
  シグモント フロイトが創始した心理学。クライアントをソファーに寝かせ、「自由連想」と言われる手法を通じて、トラウマ (精神的外傷) を語らせ、カタルシスをさせることでトラウマを克服させることを主要な方法論としています。
  代表的な精神分析家には、フロイト、カール ユング、ウィリアム ライヒ等がいます。
  精神分析は、実質的に、現代セラピーの最初の学派と規定できます。その後、その 19 世紀のワットの「蒸気機関車」のモデルに基づいている限界性が顕わになり、20 世紀中庸から無数の現代心理療法が生まれるきっかけとなりました。ちなみに、これらの現代心理療法の限界性を克服する方法論として、1975 年に NLP が生まれました。

シグモント フロイト
  精神分析の創始者。一般的に、「無意識」を発見した最初の学者とされています。
  当初は、催眠の方法論にも依存していましたが、その後、「自由連想」という方法論を開発しました。
  精神分析がこれほどまで世界的に広がり、今もなお、信奉者が多い最大の理由は、フロイトが、それまでの教会での神父の前での「懺悔」の伝統を精神分析に置き換え、精神分析家に神父の役割を演じさせ始めたことにあります。

カール ユング
  最初フロイトの弟子でしたが、その後袂を分かち、「ユング派精神分析」を確立しました。
  フロイトは、「無意識を意識化」することに終始したような感があり、フロイト派精神分析は「意識的精神分析」とも形容できますが、その一方で、ユング は、「集合的無意識」、「シンクロニシティ」、「アーケタイプ」、「錬金術」、「易経」を始めとする、いわゆる「オカルト」的なものに興味をもっていて、 ユング派精神分析は「無意識的精神分析」と形容することができます。
  ユングは、トランスパーソナル心理学にも多大な影響を与えています。

ウィリアム ライヒ
  当初フロイトの弟子で、フロイトから破門された精神分析家です。
  フロイトの性エネルギー (「リピドー」) の研究を、フロイト以上に徹底的に推し進めた学者です。
ライヒは、性エネルギーに関連する「オルゴン エネルギー」を発見しました。このエネルギーで雨を降らせる装置を開発し、ネバダ砂漠で実験を行ったりしました。最後には、その異端思想のため、投獄され、獄中死しています。
  代表作には「性の革命」等があります。また人格的な抑圧が筋肉の中に隠されていているので、筋肉を柔らかくすることで抑圧を解消しようとする、「性格 の鎧」のモデルを提唱し、これにより「ライヒアン マッサージ」が生まれました。ライヒアン マッサージからロルフィングやリバランシングという手法が派生的に生まれています。

現代心理療法 (サイコセラピー)
  精神分析では、クライアントをソファーに寝かせ、トラウマ (精神的外傷) を語らせ、カタルシスをさせることでトラウマを克服させることを主要方法論としていましたが、クライアントに単に自分の問題を「デジタル」に語らせ、セラ ピストがその話を聞くだけでは、問題が解決しないことが判明しました。
  その反省から、20 世紀中庸から無数の現代心理療法が生まれるきっかけとなりました。学派名としては、ゲシュタルト、人間性心理学、サイコシンセシス、交流分析 (TA)、エンカウンター、プライマル、エスト等が挙げられます。
  これらの心理療法では、主に、精神分析の反省に立って、五感で過去のトラウマを鮮明に思い出せば、トラウマは解消すると想定されましたが、結果的に は、クライアントは、もともと思い出したくもない記憶にセラピストによって何度もアクセスさせられるという弊害が明らかになり、この弊害を克服する方法論 として、「コンテントフリー」の NLP が誕生しました。このような決定的な「量子的飛躍」を NLP が果たしたことの証明として、NLP 以降、メジャーな心理療法の学派が (一、二の例外を除いて) 新たに創始されていない事実を挙げることができます。これは、それまでの学派が、実質的にすべて、「内容によって内容を解決」しようとしていた一方で、 「内容を超えた」 NLP が生まれた後、内容志向のセラピーの学派が生まれるべき意味合いがなくなったからです。

カタルシス (浄化)
  歴史的に、精神分析の問題を克服するものとして、現代心理療法の学派が生まれましたが、両方とも、クライアントが過去のトラウマについて、自己同化し て、完全に自己表現すれば解消する、という「罠」にはまっていたことが指摘できます。違いは、精神分析では、クライアントにトラウマをデジタルに語らせる 一方で、心理療法では、トラウマを五感で再体験させることにあった、という点だけです。
  この「抑圧された『蒸気』としてのエネルギーは、そのやかんの蓋を取るだけで解消する」という考え方は、19 世紀のワットの「蒸気機関車」のモデルに基づいていましたが、この限界性を克服する、「サイバネテックス」的なモデルも導入した方法論として NLP が生まれました。

催眠
  「近代催眠の父」はウィーンの医師メスメールで、彼は、患者を昏睡状態にみちびく「磁気療法」(メスメリズム) を試みたことで知られています。人体に驚異的な影響を及ぼす磁力に似た力の存在を主張、この力を「動物磁気」と呼んで、1775 年にこの発見について論文を発表しました。
  「20 世紀のセラピーの父」であるシグモント フロイトは、ヒステリー病研究者のブロイアーと『ヒステリー研究』(1895 年)を著わし、カタルシス法とその理論を提出しました。その後、フロイトは、催眠の方法論を諦めます。
   「狭義の定義の催眠」は、「夢遊病者」的なクライアントが提示する、非常に特殊な「変性意識」状態ですが、北岡は、「広義の定義の催眠」として、ごく日常 的な軽い変性意識 (トランス) も含まれるという立場を取っています。つまり、「今ここ」の現在意識以外のすべての過去意識は催眠と規定しています。

催眠療法
  「催眠療法」は、催眠の方法論を使ったセラピーです。
  現代の催眠療法の権威としては、ミルトン H エリクソン、デイブ エルマン等があげられます。
  なお、NLP は、ミルトン H エリクソンのモデリングを通じて生まれたという意味から、「催眠 (もしくは催眠療法) 進化バージョン」と定義されることがあります。
  NLP 共同創始者のグリンダーによれば、「精神状態としては、催眠が NLP を含んでいて、超越しているが、(特にモデリングの) 方法論としては、NLP が催眠を含んでいて、超越している」ということです。

変性意識
  「Altered State of Consciousness」。「通常意識」からは逸脱した、普段使わない精神状態のことです。「トランス」とも呼ばれます。ある人の通常意識は、別の人の変性意識である場合があります。

通常意識
  普段使っている精神状態。普段使っていない精神状態を「変性意識」、「トランス」と定義することは可能ですが、しかし、反面、通常意識状態自体が、催眠 (トランス) 状態であることもありえます。

トラウマ
  「精神的外傷」。過去の出来事で、精神的に傷を作り、何十年経った後も、「フラッシュバック」のように何度も同じネガティブなフィーリングを繰り返して思い出させるような体験。最近は、「PTSD (心的外傷後ストレス障害)」とも呼ばれています。

作成 2024/2/24