以下の文章は、北岡泰典のメルマガ「新編 新・これが本物の NLP だ!」第 71 号 (2016.2.25 刊) からの抜粋引用です。

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今回は、以下のトピックがカバーされています。

1.ロンドン紀行:北岡「明晰夢のテクニック」伝授される!

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1.ロンドン紀行:北岡「明晰夢のテクニック」伝授される!

先号のメルマガで、私は、「ロンドン紀行」を書き (現在帰国しています)、「業界との最終決別宣言」をさせていただきましたが、複数の方から、異口同音的に、「北岡さんは、とうとう日本を離れ、英国に移住されることを決断されたのですね」というメッセージをいただきました。

私は、「今後英国に移住します」とは、同号のどこにも書いていないので、この反応は興味深いと思いました。

私は、将来、拠点を海外に移す可能性がありますが (永住するとしたら、英国ではなく、2001 年の帰国以前から考えてきている米国カリフォルニア (おそらくサンフランシスコ) かとは思いますが (笑) )、少なくとも当座は、国内から国際的活動をしていこうと思っているところです。

ちなみに、ずっと、昨年 6 月から「神の体験を創出できる認知論的な方法論」のアファメーションを唱え続けることで、「とんでもないこと」が起こり続けてきている、と報告してきていますが、たとえばですが、対外的には、「かってに立ち上げ、かってに休眠させている」 (笑) ように見えていると思われる「メタカルチャー運動」 (http://www.meta-culture.co) 等も、今後国際的な運動として発信できるような基盤作りが、現在できつつあるところです。

また、先号のメルマガのロンドン写真について、多くの方から「すてきですね」というコメントを (お世辞で?) いただいたので、以下に、ロンドンの風景の iPhone パノラマ写真「第二弾」を掲載したいと思いました (ロンドン滞在中は、毎日、「神の体験を創出できる認知論的な方法論」の英語の原書のオーディオ ブックと英国ウェールズ出身の私の最近のお気に入りのロック バンド「ステレオフォニックス」の曲を iTouch で聞きながら、街を巡りました)。

上の写真は、1989 年くらいに、私が非常に気に入って、数回以上足を運んだ「オーストリア・ハンガリア帝国美術展」が開催されたロンドン バービカン文化センターで、下の写真は、今回も宿泊した、1988 年から 1995 年まで 7 年間 NLP 演習を継続したフラット (写真の一番下の部分) を庭から写した写真です。

さらに、複数の読者から、「『クローズドの会員制クラブ』ができるそうですが、そうなったらぜひとも私にも定期的な『奥義的』な情報の配信をお願いします」といったリクエストも受けましたが、私は、ご本人の意思での登録をお願いしていますので、以下のように返答させていただきました。

「『クローズドの会員制クラブ』の会員になる条件は、以下のページでの『レモンの味を知らなくてもレモンの味を創出できる方法論:完全解説』の PDF エッセイの閲覧登録させしていただけたら、会員になれますが、まだ未登録なら、ご自身で登録していただけたらと思います。

https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=298383」

先号のメルマガの告知を通じて、このエッセイの閲覧を新規に登録をされた方は数十名いらっしゃったので、私の「クローズドの会員制『奥義情報』クラブ」への皆さんからのご興味に痛く感謝しています。

「クローズドの会員制クラブ」の会員条件は、私の『レモンの味を創出できる方法論:完全解説』エッセイの閲覧登録者です。最近、期間限定で『一瞬で新しい自分になる30の方法』の「特別エッセイ無料閲覧キャンペーン」を行わせていただきましたが、この閲覧登録者は対象になりませんので、『一瞬で新しい自分になる30の方法』の特別エッセイのみをダウンロードされている方は、お手数ですが、『レモンの味を創出できる方法論:完全解説』エッセイの閲覧の登録を改めて行っていただきたいと思います。

「クローズドの会員制クラブ」は、近い将来発信開始をする予定ですが、第一回発信情報には、「神の体験を創出できる認知論的な方法論」についての読者の方との質疑応答を掲載する予定です。

また、実は、ロンドン滞在の最終日に、私の知り合いで「明晰夢」 (英語では「lucid dream」) の専門家 (セルビアの貴族の血を引く英国人) の方とランチを共にしました。

この方は、10 年前に友人から「明晰夢を見れるようになるためのテクニック」を教えてもらってから、ずっと映画「インセプション」の映像のような幻覚的で、空を飛ぶとか人を思い通り操るとか、思ったことを何でも実現できる「明晰夢 (自分が夢を見ているという自覚のある夢)」を見続けているということです。また、この明晰夢で、私にしてみたら「シャーマニスティック ジャーニー」とも言える意識状態の中で、ある賢者と会い、その方に授けられたアイデアで、ソニーのアイボのようなインタラクティブのロボットの開発をし始めたそうです。

この方とは昨年暮に日本で会って、「変性意識」つながりで、私の NLP ワークを最大級に評価していただけたので、意気投合したのですが、何度も、私に対して、「明晰夢に興味はありますか?」という質問を続けてきていて、私は、その都度、「覚醒状態で『覚める』ことが私の最大の興味で、そのための方法論としての瞑想、催眠、化学的変性意識、NLP、明晰夢等に興味がありますが、私自身は、特に明晰夢の専門家ではないです」と返答してきていました。

ただ、彼は、今回、ランチの席で、「明晰夢を見れる装置 (!) のアイデアをすでに開発しているのだが、Guhen さんは日本市場でその製品をマーケティングすることに興味がありますか」と聞いてきたので、「もちろんあります」と答えたら、「この装置の日本の販売総代理人になってください」と言われ、かつ、参照機構をもつ目的で、「今から明晰夢のテクニックを数分で伝授します」と言って、実際にその秘伝を伝授してくれました。

明晰夢を見れるようになるまで演習を継続しながら数日かかるようなので、私自身、見れるようになったら、(間に合えば) 28 日の『現実という名の RPG ゲーム』半日ワークで、その結果を「生」で報告したいと思っていますし、あるいは、今後の「クローズドの会員制クラブ」の発信情報を通じて文面で状況報告をしようと思っているところです。

一点、興味深かったのは、最近、私は、「ニューソート」系のジョゼフ マーフィーの「同僚の思索家」の本を読んで、「驚愕」してきているのですが (この著者の名前と、彼についての私の見解も、「クローズドの会員制クラブ」で「極秘」に情報発信していくつもりでいます)、この方は、「起きている間の覚醒意識で起こっていることは、夢の中で起こっているように、すべて、自分の無意識が作り上げている」という立場を取っているのですが、その前提に基づいて、私が、ランチの席で、明晰夢の専門家に、「仮に明晰夢で、夢を自由自在に操れるようになるとしたら、それは本当にすばらしいことですが、明晰夢の『真の目的』は、実は、覚醒状態もほぼ明晰夢と変わらず、人間は、夢を見ていても起きていても、自分の『現実』で起こっていることは、すべて自分 (あるいは自分の無意識) が『操作』して作り上げている、ということを腑に落ちる形で実感することだけにあると思っています」と伝えたら (ちなみに、このコメントは、私が独自開発した「現実という名の RPG ゲーム」モデルと非常に密接な関係があるのは自明ですが)、「そのような発想は今までまったくなかったです」と、文字通り目をまん丸くされていました。

いずれにしても、今の私の見解は、たぶん、「最高品質の明晰夢」を自由自在に見ることができるようになったら、おそらく化学的意識の実験も、「ヘミシンク メソッド等の幽体離脱」的な体験も必要なくなる可能性もあるので、日本人が変性意識や意識の拡張に関して実験する際の、極めて有効な手段になるのはないか、というものです。

作成 2023/1/10