以下の文章は、北岡泰典のメルマガ「新編 新・これが本物の NLP だ!」第 17 号 (2013.10.16 刊) からの抜粋引用です。

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今回は、以下のトピックがカバーされています。

1.意図とコミットメントについて

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1.意図とコミットメントについて

「意図とコミットメント」は、非常に興味深いテーマです。

私は、人生において、ある意図をもったら、「一定期間」、その意図が現実化するまで、「執念深いコミットメント」を発揮してきたつもりでいます。

例としては、大学時代、どうしても日本を脱出したいという意図をもち、その後 20 年海外生活した、同じく大学時代、フランス語をマスターしたいと思い、1982 年にパリの「アリアンス フランセーズ」という国立語学学校で、「上級免状」を取得するまで勉強した、20 代後半に米国西海岸でインド人の師匠に弟子入りした後、瞑想と研究に没頭して、悟りの方法を獲得した、英語翻訳では、3 ヶ月間で 45 万ワードの翻訳ができるまでの能力をつけた、1988 年にグリンダー氏の NLP を知り、その後約 12 年くらいかけて、完全習得した、2001 年に帰国して以来、国内に「本物の NLP」を普及しようとして全力を注いできた、といったことを挙げることができます。

(ちなみに、最後の「国内での本物の NLP の普及」については、達成してきているとは言えないかもしれません。思うに、上記の他のすべての私の意図は、私がやるかやらないかの決断を一人で決められるものでしたが、これだけは、私のコントロールを超えた、日本の文化的背景と NLP ビジネスの事情があるからです。)

ということで、私の場合は、いったんあることをやると決めたら「コミットメント」は並大抵のものではないという、自負をもっていますが、12 年前に日本に戻ってきてから、NLP や自己啓発系の方々で、「自分のやる気が続かない、三日坊主になる」といったことをおっしゃる方々が多くいらっしゃることに、個人的には、驚いてきています。

多くの方々の問題は、「目標がわからない」、「本気度が足りない」ことかと思いますし、どの講師の方々も、講義受講者の方々のこのような問題を解決することが最大の課題であると思いますが、私自身は、幸い、自分にはこういう問題が起こってきていないと言えるかと思います。

最近、ある企業研修講師の方のワークに参加しましたが、この方は、企業の方々が「目標の明確化」と「本気度の達成」ができるような講義と演習をされているのを見て、感銘を覚えました。

このとき、私自身、このようなさまざまな苦労をされている講師 (コンサルタント、カウンセラー、コーチ、トレーナー等を含みます) の方々に私のワークを受けていただいたら、絶大な効果があるだろう、と改めて思った次第で、現在、「北岡メソッド」ワークをこのような方々にも受けていただきたいと思っているところです。

(現在、私は、昔取った杵柄の英語市場に進出することを考えていますが、今後も「「北岡メソッド」ワークは継続するつもりでいます。)

また、「目標がわからない」、「本気度が足りない」方々でも、「北岡メソッド」ワークで私の人となりに接していただけたら、いわば、「私の生きざま」 (= 「これと決めたら、スッポンのように、完全達成までやり遂げようとするコミットメントがもてる」) をモデリングしていただけるものと確信しています。

作成 2022/11/17